サンタナです。
今回は、国内外問わず、暗号通貨取引所の KYC(本人認証)について解説していきます。
結論から言うと、「KYC を済まさないとサービスに利用制限があったり、資産が補償されなかったり、マネーロンダリングを疑われる」です。
KYC(本人認証)に関して、否定的な意見もあります。
しかし、わたし個人的には、しっかり税金を納めてマネーロンダリングをしないなら、KYC(本人認証)を済ませれば良いだけの話です。
では、詳しく解説していきます。
KYC(本人認証)
KYCとは、Know Your Customer の略で、顧客の本人確認を行うプロセスのことです。
国内の金融機関や暗号通貨取引所などの金融サービス業者は、マネーロンダリングなどの犯罪を防止するために、KYC を実施することが義務付けられています。
KYC では、顧客の氏名、住所、生年月日などの個人情報や、顔写真や身分証明書などの書類を提出する必要があります。
下記がわたしの経歴です。
- 国内株式・貴金属投資歴13年
- 語学留学歴あり
- 暗号資産投資に没頭中
利用制限がある
暗号通貨取引所の KYC(本人認証)を一定レベルまで完了していないと、取引所内での利用制限があります。
代表的な利用制限を解説します。
入出金制限
KYC(本人認証)を完了していないと、入出金制限がかかります。
取引所に入金する際の入金方法に制限があったり、入金金額に制限があります。
また出金に関しても、金額の制限があります。
暗号通貨マーケットは、数ある金融商品の中でも値動きの激しいマーケットです。
いざという時に、自分の資産が制限のせいで動かせないと大変です。
これは、KYC(本人認証)を済ませていないことがリスクとも言えます。
キャンペーンやサービス
KYC(本人認証)を完了していないと、取引所のキャンペーンやツールサービスの利用制限がかかる場合があります。
国内外問わず、多くの取引所がお得なキャンペーンをおこなっています。
暗号通貨投資は、キャンペーンを利用することでリスクをゼロにすることも可能です。
また、取引所が提供する分析ツールなどの利用も制限される場合があります。
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資産を補償されない
KYC(本人認証)を完了していないと、取引所がハッカーによって攻撃されて資産が奪われた場合に自分の資産を補償されない可能性があります。
本人かどうか分からない利用者に返金されないのは、仕方がないような気がします。
ハッカーは日々、プログラムのバグを探し、新しい手法でハッキングを試みています。
また、暗号通貨マーケットの歴史を見ても取引所がハッキングの被害にあうことは確実です。
しっかりと KYC(本人認証)を済ませて自分の資産を守りましょう。
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簡単にできる
KYC(本人認証)は簡単にできます。
KYC(本人認証)手順
- 本人確認書類の写真
- 運転免許証・パスポート・マイナンバーカード etc
- スマホカメラでの撮影
取引所によって手順は少し異なる場合がありますが、本人確認書類の写真とスマホカメラでの確認動作くらいです。
初めて暗号通貨取引所に口座を開設するときに、KYC(本人認証)の書類や写真をまとめておくと、次からは5分ほどで完了します。
早めに済ませておきましょう。
あなたはマネーロンダリングしてますか?
KYC(本人認証)をしていない人は、なぜしていないのでしょう。
とても簡単な作業で、5分で完了します。
面倒くさいのでしょうか?
それとも、マネーロンダリングなどの悪さをしているのでしょうか?
疑われないためにも、KYC(本人認証)は完了しておきましょう。
まとめ
今回は、暗号通貨取引所の KYC(本人認証)ついて考えてみました。
KYC(本人認証)に反対している人の中には、暗号通貨取引所という中央集権の個人情報についての懸念や資産管理について言われていますが、ブロックチェーンが作る Web3 の世界はオープンで自由な世界です。
それが嫌なら個人ウォレットで資産を管理すれば良いだけの話です。
しっかりKYC(本人認証)を済ませて、健全な投資をしていきましょう。
では。
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