サンタナです。
あなたは、貯金してますか?
多くの人が日本の銀行に現金を預けて、資産を保管しています。
では、あなたは投資をしていますか?
「日本に住んでいるから、日本円で支払うし。」
「投資に興味がない。」
など、貯金をしている人と比べると、とても少ない人数になってきます。
しかし、貯金は投資です。
あなたの資産を日本円で保管している状態です。
また投資で考えると、資産が日本円だけに集中している状況は危険な状態です。
2022年の結果を比較して考えてみましょう。
下記がわたしの経歴です。
- 国内株式・貴金属投資歴13年
- 語学留学歴あり
- 暗号資産投資に没頭中
貯金の価値の減少
銀行にただ貯金をしていることは、長期的にはその価値が減少していきます。
それは、銀行の金利は、インフレ率を上回らないからです。
つまり、貯金が積み上げられている間に、実際の購買力は徐々に減少してしまうのです。
現在の銀行の金利は、
- 0.002%
無いに等しい金利です。
銀行からお金を借りる場合は良い状況ですが、預ける場合、お金は増えない状況です。
では、2022年の日本のインフレ率は、
- 前年比 +3.0%
3.0%の上昇率は、第2次オイルショックの影響が続いていた1981年度以来、41年ぶりの水準です。
数字を見れば、一目瞭然で大きな結果の差がでました。
2022年の日本円と米ドルの投資結果
2022年の日本円と米ドルの投資成績は、
日本円
- 2022年1月1日:1ドル=115円
- 2023年1月1日:1ドル=138円
2022年1月1日から2023年1月1日までの1年間で、日本円は米ドルに対して約20%の円安となりました。
つまり、100万円を日本円で保有していた場合、1年間で約20万円の価値が下がったことになります。
米ドル
- 2022年1月1日:1ドル=115円
- 2023年1月1日:1ドル=138円
2022年1月1日から2023年1月1日までの1年間で、米ドルは日本円に対して約20%の円高となりました。
つまり、100万円を米ドルで保有していた場合、1年間で約20万円の価値が上がったことになります。
これはあくまでも為替レートの推移に基づく投資成績です。
実際には、為替レートの推移に加えて、金利やインフレ率などの経済情勢も投資成績に影響を与えます。
2022年の日本円と豪ドルの投資結果
2022年の日本円と豪ドルの投資成績は、
日本円
- 2022年1月1日:1豪ドル=84円
- 2023年1月1日:1豪ドル=94円
2022年1月1日から2023年1月1日までの1年間で、日本円は豪ドルに対して約12%の円安となりました。
つまり、100万円を日本円で保有していた場合、1年間で約12万円の価値が下がったことになります。
豪ドル
- 2022年1月1日:1豪ドル=84円
- 2023年1月1日:1豪ドル=94円
2022年1月1日から2023年1月1日までの1年間で、豪ドルは日本円に対して約12%の豪ドル高となりました。
つまり、100万円を豪ドルで保有していた場合、1年間で約12万円の価値が上がったことになります。
わたしの場合は、運用ポートフォリオの多くの割合を豪ドルで保管しているので、豪ドルに関しては、年12%の投資結果になりました。
納得のいく投資結果だと思っています。
貯金以外の選択肢
2022年を振り返ると、日本円を貯金だけしていた人は資産の購買力を減らした投資結果となりました。
ここで重要なことは、悔しがることや悲しむことではありません。
しっかり、対策をして選択肢を増やすことです。
投資は多くの選択肢があり、自分に合った規模とスタイルで投資することができます。
- 暗号通貨
- 株式投資
- 外貨
など。
それでもまだ腰が重い人は、できるところまで進めてみましょう。
- 貯金の数%だけ他のものに投資する
- 口座だけ開設してみる
- 本を読む・リサーチをしてみる
できるところまで進めておけば、いざ投資のタイミングですぐに始めることができます。
あまり知識がなく不安を抱えたまま投資を始めてしまったり、口座開設などの煩わしい作業に時間がかかり、投資機会を失ってしまうことがなくなります。
また、現在のインフレ環境も考える必要があります。
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まとめ
今回は、貯金は日本円に投資をしていることを理解していきました。
2022年の結果を比較すれば、大きな結果の差です。
- 米ドルを持っていた場合 +20%
- 豪ドルを持っていた場合 +12%
この結果にあわせて、日本のインフレや給料の上がらない状況を考えると、知らず知らずのうちに貧乏になっています。
しっかり自分自身で考えて、選択肢を増やすことからはじめましょう。
では。
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